復興を願い…
東日本大震災からちょうど9年が経ちました。
9年前の僕は、ちょうど、大学4年生の卒業間際でした。
3月11日。東日本大震災。
卒業旅行先で地震に合い、旅行どころではなかったのを覚えています。
旅行先から、中々、連絡のつかない家族と、お付き合いしていた彼女。
やっと連絡がついたのは、夜遅くだったと記憶しております。
当然、卒業式もなくなり、同世代の仲間には、急な内定取り消しを言い渡された方もいました。
僕自身には大きな被害がなかったものの、周りの混乱や連日の報道で、大きな衝撃を与えたことを覚えています。
あの時から、9年が経ちました。これも何かの縁なのか、今、福島の震災廃棄物を、撤去するプロジェクトにも少しだけたずさっています。まだまだ、除染作業が続き、3.11の爪痕が強く残った被災地の写真を見ると、当時を強く思い出します。
9年経った今。震災を復興をかき消すかのように、コロナウィルス騒ぎが、また大きな爪痕を残しています。今年もまた、震災当時の僕と同じように、卒業式や入学式を迎えられない、学生さんがたくさんいます。僕の弟が、まさに、その一人です。どうやら、震災当時と同じように、急遽、内定取り消しになる事例が、また、コロナウィルスが原因で起こっているようです。
僕自身も、まさに、時差出勤で、日常とは違う生活をしています。
震災の復旧、そしてコロナウィルスの終息。また、一歩、前を向いて歩いていけるように、一日でも早く日常生活を取り戻せることを願っています。